エチオピアのオパールは、１９９２年と比較的産出が新しい産地で、チョコレートカラーやファイヤータイプの色合いをした団塊状の原石がしばしば市場に見られる様になったのが最近といえます。 地色は、上記の他にホワイトタイプなどが見られ、強い遊色見せるプレシャスオパールが中心です。 また、この産地では吸水する事によって色合い・透明感が変わるカメレオンタイプとも呼ばれるものも産出されており、メキシコ産の オパールやオーストラリアと比べても遜色のない美しいオパールが産出されています。 また、ハニカムオパールと言う蜂の巣状の模様のあるタイプもあり、このハニカムオパールはかなり高額で取引されています。 オパールは比較的扱いが難しい石で、衝撃・乾燥・熱という３点に気をつければさほど大変な鉱物ではありません。 特に、乾燥や熱には弱いので強い日差しや照明などの下に長時間晒したりせず、こまめに水に浸したり、容器に水を入れて近くに置くなど乾燥を出来るだけ避ける様にしてください。注意しないといけない事は、水に入れて、取り出して乾燥してを繰り返す事で、クラックがどんどん発生します。乾燥したらそのまま保存する方が良いです。 このエチオピアオパール原石はアンバーカラーの原石で、素晴らしい遊色が現れます。光の角度で様々に変化しますので、見ていて飽きないです。日本人にオパールが人気があるのは、日本の山々の季節の移ろいの様な彩りに近いからなのかもしれません。 22.9×17.3×10.9mm 5.29g (26.50ct) #オパール #原石 #エチオピアオパール #遊色 #プレシャス #アンバーカラー #オーストラリア #メキシコ #ウェロー #保存