ヤマハ２３２Sは、１９７０年後半から８０年代初頭に米国に輸出され、米国のスタジオミュージシャンにマイクのリが良い楽器として重宝されました。MLボアでBベルなので、ベルが太めで緩やかに広がっていくタイプのものです。イエローブラス製です。音程が良く、初心者から上級者まで使えると思います。今のヤマハとは違い、シルキーと業務提携をしていたころのもので、シルキーの楽器制作技術をつぎ込んだモデルです。日本では販売されていないモデルです。ライトウエイトで、鳴りも良いです。入手時は固着が２番管、チューニング管、ピストンボトムキャップにありましたが、全て解消しました。固着はありません。管全体をクリーニングして絶好調であります。１番館に米粒大の凹みがあり、２番管もリペア痕があります。ベルの朝顔の手前に僅かにエクボがあります。サイズは１００サイズです。ケース付きです。