かなり前に店頭から消えてしまった、マッカランゴールドカスクです。終売の情報はないものの、実情が全く分からないシングルモルトです。 ご存知の方も多いかもしれませんが、1824シリーズのマッカランゴールドのリメイク版です。 早速の風味です。 シトラスやルビーグレープの様な柑橘系の爽やかな香り。ヴァニラやシナモンの香りも。 味はレモンやネーブル、ジンジャー、ビスケット、トフィーなどの甘味とスパイシーさ。オーキーでライトながら、余韻が長いのが特徴かもしれません。 それでは1824ゴールドとの違いはというと、直接飲み比べたわけではないので断言はできませんが、自分は少し違うように感じました。 こちらの方が、「ふっくら」とした甘みを感じたからです。 ちなみに樽構成は同じで、熟成期間はどこにも書いていないので不明ですが、個人的には両方とも同程度の熟成期間かと思っています。 ただ、一部の資料には、熟成樽の一つは両方ともアメリカンオークシェリーで同じものの、もう一つは1824ゴールドがスパニッシュオークシェリー樽。それに対しこちらはヨーロピアンオークシェリー樽と書かれていました。この違いの影響かなと思い調べてみました。 今まで深く考えたことはなかったのですが、改めて調べるとヨーロピアンオークとスパニッシュオークは同じ木を指していたんですね。知りませんでした・・・ そうすると、醸造から熟成過程まで一緒と考えられるので、味が違うと感じるのは気のせい？ ご存知の通り、体調や気候、気持ち等の変化により、同じウイスキーでも違った味に感じることがあります。 もしかすると、微妙な味の違いを感じるのは、このような変化による誤差の範囲なのかもしれません（本当に舌の肥えている方は別でしょうが）。 この機会に、今では全く手に入らなくなったマッカランゴールドカスクをいかがでしょうか。 未開封・箱あり・700ml・40％ 日に当たらないように冷暗所に縦置きで保管していました。自宅保管なので、その点をご理解の上購入をお願いします。 諸般の事情により急に削除する可能性がありますのでご了承ください。