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私は日頃からベアリングがなぜこんなにも 摩耗や焼き付き を起こすのか不思議に思っていました。 ある日スラストベアリングが必要になり、メーカーから届いた スラストベアリング を箱から出して唖然としました。 私はてっきり 転動体がテーパーローラー のスラストベアリングが送られてくると思っていましたが、届いたのは写真2左上の写真の転動体が円筒状のローラーのスラストベアリングでした。 円筒状のローラーベアリングの転動体は矢印の様に真っ直ぐにしか転がりません、自動車で例えるとデフの無い車で 円形のコースを 回っいているのと同じです。(回れません) 自動車のデフアレンシャルギアの動きは、カーブの内側の 車輪の回転を 遅く、外側の車輪の車輪の回転を速くして、カーブをスムーズに回れる様にする事です。 デフの無い車で円形のコースを回るには、カーブの内側の車輪 の直径を小さく 、 外側の車輪の 直径を大きくすれば、デフと同じ働きをして何の抵抗もなくスムーズに回れます。 つまりスラストベアリングの転動体はベアリングの回転中心軸に近い内側は直径が小さく、回転中心軸から遠い外側は直径が大きいテーパーローラーの転動体で無ければ、上手く回転しません。 そこで従来一般的に使用されているボールベアリングについて考えてみました、軌道輪と転動体の接触位置はスラストベアリングの横方向に対して縦方向になりますが、 ボールベアリングの内軌道輪は ベアリングの回転中心軸 に近いので直径が小さく、外軌道輪はベアリングの回転中心軸から離れているので直径が大きいですが、内軌道輪 に接触している転動体の接触位置の直径 と外軌道輪に接触している転動体の 接触位置の 直径は同じです。 つまり転動体が回転して軌道輪を進む距離は同じなのに、接触している軌道輪を進む角度が内軌道輪と外軌道輪では違うために転動体は上手く回転できず、軌道輪をスリップしながら回転する事になります、これがベアリングの摩耗や焼き付きの原因になっている訳です。私と同じ理論を考えられている方のブログを見つけましたが、上手くリンクが張れません。 お手数ですか⇒ 緩むベアリング - 風のように・・・ をコピペしてGoogle検索して下さい。 私の説明より判りやすいかも知れません。ブログ⇒ http://livelikethewind.blog.fc2.com/b...理論を説明した出品⇒ https://page.auctions./jp/auction/1051505746私は内輪と外輪の長さが違うために転動体が軌道をスリップすると説明をしていますが、現在のベアリングの理論では内輪と外輪の長さが違っても転動体が軌道をスリップする事は無いというのが常識です。 (ベアリングの理論を勉強されている方は大学の授業でそう習っている筈です) ではなぜ私が私は内輪と外輪の長さが違うために転動体が軌道をスリップすると言っているのかを説明します。 ベアリングの理論を考えたのはヨーロッパの有名な物理学者で、この方の理論書にベアリングの理論の計算式が書かれています。 この計算式を図面にしたのが画像5と画像6です。 内輪が180度時計回りに回転すると、 青い矢印 の様に転動体は時計回りに90度移動します、その時に外輪は 赤い矢印 の様に反時計回りに回転するので、転動体はスリップすることは無く問題なく回転するというのがこの物理学者の方の計算式の意味です。 つまりベアリングの理論の計算式は内輪と外輪がどちらも回動可能になっている事で成立しているのです。 この理論を翻訳した日本の物理学者の方が、外輪を固定して内軌道輪が回転するという条件で、理論式を紹介した為にその方の論文を元に、日本の大学では内輪と外輪の長さが違っても転動体が軌道をスリップする事は無いと教えていますので、ベアリングの理論を勉強されている方はその様に認識されているのは当然です。 ベアリングの理論の計算式が成立するためには内輪と外輪がどちらも回動可能になっていることが条件で、計算式には外輪の移動距離が含まれていますが、外輪を固定するという事はこの距離は存在しませんのでこの計算式は成り立たないのです。 私が同時に取得した特許第6742573号の図面を見て頂ければ理解できると思います(特許庁の公開広報に載っています)一般にベアリングの転動体は自転しながら公転していると言われています。そのために転動体は内輪よりも外輪を長い距離転がるとされていますが、ローラーベアリングの転動体はどうやって自転するのでしょう?缶コーヒーの缶がクルクル回りながら転がるでしょうか?転動体が回転して内輪を転がる距離と外輪を転がる距離は同じ距離なのになぜ転動体が内輪よりも外輪を長い距離転がるのでしょう?どなたかこの理論を証明出来る方がいらっしゃれば、是非ともご意見をお聞かせ下さい、よろしくお願いいたします。この問題を解決するには、内軌道輪はベアリングの回転中心軸に近く直径が小さいので、 内軌道輪への転動体の接触位置の直径を小さく し、外軌道輪はベアリングの回転中心軸から離れていて直径が大きいので、外軌道輪への転動体の接触位置の直径を大きくすれば、転動体が回転して進む距離は、内軌道輪は短く外軌道輪は長くなり、転動体が回転して回転中心軸を中心に接触している内軌道輪と外軌道輪を進む角度は同じになり( 進む方向は反対ですが) 転動体は軌道輪をスリップせずに何の抵抗もなく回転します。 本発明のベアリングは、大径部と小径部とを有する転動体が、次の比率で 、 小径部 で内軌道輪 に外接し 、 大径部で 外軌道輪に 内接する 事を特徴とする ベアリング です。 転動体の内軌道輪に外接する 小径部 の直径 : 転動体の外軌道輪に内接する 大径部 の直径 = 転動体が小径部で外接する 内軌道輪の直径 : 転動体が大径部で内接する外軌道輪の直径。に設定されています。 ●写真3でで転動2体の動きを説明します。 内軌道輪 の 直径 50、転動体の直径 10 、外軌道輪の直径70とします。 数字は長さではなく比率です) 円周率はπとします。 転動体の移動距離は軌道輪の 移動距離 の半分の距離しか移動しないので、 外軌道輪 直径 70が2回転し距離 140π移動すると、内接している転動体直径10は外軌道輪を7回転して70π移動します。 内軌道輪直径50が2回転し距離100π移動すると、外接している転動体直径10は内軌道輪を5回転して 50π 移動します。 写真3の様に 転動体は距離の長い外軌道輪の回転方向に 転動体の1回転分の距離10π移動します。 外軌道輪を 固定して、 内軌道輪が時計回りに回転移動する と、 転動体も時計回りに移動しますが、転動体は【図面2】の様に反時計回りに10π移動する ので、内軌道輪が60π 時計回りに 回転しても、転動体は50πしか時計回りに移動しません。 ●本発明のベアリングは、 大径部と小径部とを有する 転動体 が 大径部 βで 外軌道輪 直径5β に内接し小径部θで内軌道輪直径5θに外接する様にしたことにより、 外軌道輪直径5βが、2回転して10βπ移動すると、転動体の大径部直径βは内接する外軌道輪を5βπ移動して5回転で外軌道輪を1周します。 内軌道輪 直径5θ が、2回転 して 10θπ移動すると、転動体の小径部直径θは外接する内軌道輪を5θπ移動して 5回転で 内軌道輪を1周 します。 よって、ベアリングが回転した時に外 軌道輪 に内接する転動体の大径部βが外軌道輪を 1周 する回転数と、内軌道輪に外接する転動体の小径部 θが内軌道輪を1周する回転数は同じ(転動体が回転してベアリングの中心軸を中心に外軌道輪を 進む進角 と内軌道輪を進む進角が同じ)なので、 外軌道輪を固定して内軌道輪が回転しても外軌道輪と内 軌道輪の長さの違いによる内軌道輪の回転方向と逆方向への転動体の移動はありませんので転動体は軌道輪を滑走しません。 本発明のベアリングは、従来のベアリングと部品点数や製造方法は同じなので、製造コストも現在製造されているベアリングと同じです。クリープレスベアリング理論の説明 https://sanyotools.wixsite.com/mysite-1 クリープレス二重ベアリング⇒ https://www.youtube.com/watch?v=iF2Fa... 特許第6742571号 ⇒ クリープレスベアリング(シングルベアリング) 特許第6742573号 ⇒ ダブルベアリング・ダブルボールベアリング・ダブルローラーベアリング 特許第6742574号 ⇒ 二重ベアリング・二重ボールベアリング・二重ローラーベアリング[ INPIT ]特許情報プラットフォーム( J-PlatPat ) https://www.j-platpat.inpit.go.jp/

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