コインの表面には、ハプスブルグ家の帝国として君臨した神聖ローマ、オーストリアの女帝「マリア・テレジア」の肖像、裏面には、国章である王冠を被った「双頭の鷲」が描かれた1ターラー銀貨になります。マリア・テレジアは、1717年に神聖ローマ帝国の皇帝カール6世の娘として生まれ、フランツ1世シュテファンの皇后にして共同統治者であり、16人の子供がいてフランス革命で処刑されたマリー・アントワネットの母でもあります。交易にも人気があったこの大型銀貨をマリア・テレジアが崩御した1780年銘で再鋳造したもので、未使用の状態にあったものが今回の商品です。MGC で最高鑑定は MS 69 の一枚で MS 68 は13枚になります。 特にプルーフ仕上げとなっており総鑑定数は63枚しかない大変貴重な逸品です。渋い美トーンで芸術品のような重厚感、ハプスブルグ王朝「双頭の鷲」が迫力を増しています。今後、インフレにより価格を上げる予定ですのでお早めに購入するのをお勧めします。