ここ最近で、本格的に和装類の整理を始めさせていただきました。 こちらは市松文様の格子の一つ一つに四季折々の草花が織り上げられた、風格ある一枚です。 四角形が途切れることなく並ぶ市松文様には、子孫繁栄や事業拡大などの意味が込められており、古くから家紋などにも使用されてきました。贈り物にも相応しい縁起の良い模様として多くの人に好まれておりますね。 こちらの帯には、忍耐力や生命の誕生を意味する松や竹、梅をはじめとする縁起の良い草花が勢揃いしており、 桜や藤、牡丹や菊、椿や薄や桔梗や菖蒲、そして 紅葉等の草花も織り上げられております。 また、その間を飛び行く鶴の姿を見てとることができます。 こちらの帯一枚で日本の美しい四季の移ろいを感じていただけるはずです。 通年お召しいただける上、どのような年代の方でも合わせて頂ける柄行きですので、重宝するかと思います。 唐織りの正絹、六通柄袋帯となります。 上代30万円前後の品ですので、その点を踏まえますとかなりお安いかと思います。もし宜しければご検討くださいませ。